﻿<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<rss xmlns:a10="http://www.w3.org/2005/Atom" version="2.0">
	<channel>
		<title>季節 | すこやかナビ一覧 | 医薬品・健康食品通販の富士薬品</title>
		<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information</link>
		<description>季節 | すこやかナビ一覧の最新の見出しを提供します</description>
		<lastBuildDate>Thu, 30 Apr 2026 08:25:54 +0900</lastBuildDate>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/043main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】風邪の引き始めの対処法は？早めに治す方法と風邪予防のポイントを解説します</title>
			<description>&lt;p&gt;2025/11/25 季節 風邪 引き始め  &lt;p&gt;風邪を長引かせないためには引き始めの対策が肝心です。不調のサインを見逃さず、適切なアクションを行い、体の回復を待ちましょう。ここでは、引き始めの風邪を早く治すための対処法から、風邪予防に効果的な心がけまで詳しく解説します。&lt;/p&gt; 
もくじ[非表示]




1.風邪の引き始めのサインとは？

・風邪とインフルエンザの違い



2.引き始めの風邪を早く治すための対処法

・睡眠を十分にとる
・必要な栄養素を摂取する
・体を温める
・水分補給を欠かさない



3.風邪の引き始めに関するよくある質問

・症状が軽ければ入浴してもいい？
・風邪の引き始めは市販薬を飲んでもいい？
・風邪の引き始めは氷枕などで体を冷やしていい？



4.風邪予防に大切な対策


5.風邪の引き始めのサインを見逃さないで！




 
1.風邪の引き始めのサインとは？


ウイルスが鼻や口を介して体内に侵入すると、まず上気道に付着し炎症を起こします。咳やたん、鼻づまり、鼻水、くしゃみ、喉の痛みなどの呼吸器症状が見られたら、風邪の引き始めかもしれません。

また、風邪の関連症状には呼吸器症状のほかに、消化器症状、全身症状があります。上気道の炎症物質が血流にのって全身に広がると発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、関節痛などの全身症状を起こします。

場合によっては腹痛、吐き気、下痢、嘔吐などの消化器症状が現れることもあり、風邪症状は幅が広いことも特徴です。


風邪とインフルエンザの違い

ウイルス感染を原因とし、気道で炎症が起きる特徴から「インフルエンザ」も風邪症候群の一種に分類されています。

ただし、インフルエンザの場合は、発熱や関節の痛みなどの全身症状が重く、肺炎などの重度の合併症を引き起こすリスクが高いため、国立感染症研究所は一般の風邪症候群とわけて考えるべきと注意を促しています。

インフルエンザは、風邪の症状に加えて、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感といった症状が急速に発現することが特徴です。症状が重いと感じたら、我慢せずに医療機関を受診しましょう。周囲への感染拡大を防止するため、医療機関を受診する際はまず電話等で連絡し、医療機関の指示に従って行動してください。



 
2.引き始めの風邪を早く治すための対処法




風邪の症状は、正しい対処法で体力を回復させれば、1週間ほどで治まります。

ただし、免疫力が低下していると細菌によって気管支炎や肺炎を引き起こす「二次感染」のリスクが増すため、次の対策を講じても治りにくいと感じたら、早めに医療機関を受診してください。


睡眠を十分にとる

咳や発熱などの症状で、自分が思っている以上に体力を消耗しています。余分な体力を使わず安静でいるために、いつもよりも長い睡眠時間を確保し、良質な睡眠を取ることに努めましょう。体をリラックスさせるために、寝る前に温かい飲み物を飲むのもおすすめです。



必要な栄養素を摂取する

体力や免疫機能を高めるためには、栄養バランスの整った食事を摂ることが重要です。中でもタンパク質は免疫機能の維持に欠かせないため、ゆで卵や豆腐など、手軽に食べられるものから効率よく摂取しましょう。また、ビタミンAやCも、粘膜の健康維持を助ける働きがあり、鼻や喉の風邪症状の緩和が期待できます。ビタミンを豊富に含むホウレン草やニンジンなどの緑黄色野菜、じゃがいも、バナナなどは食事にも取り入れやすくておすすめです。

体力をつけようと肉などカロリーの高い食事を摂ると、かえって消化に負担がかかるため、食欲のない時には消化の良い食事をとるようにしてください。おかゆやスープなど薄味で温かいものや、ヨーグルト、カットフルーツなど栄養価が高いものを選びましょう。



体を温める

風邪の引き始めには、発熱や悪寒、震えなどの症状が出ることがあります。これはウイルスを増やさないために脳が全身に指令を出して、体温を上昇させているためです。

この段階で体を冷やすと、ウイルスの活動を抑えることができないため、熱が上がりきって寒気がなくなるまでは体を温めるようにしましょう。大きな血管が集まる3つの首（首、手首、足首）を温めると効率的ですので、靴下やネックウォーマーを活用するのもおすすめです。

寒気がなくなったら体を温めることをやめ、通気性の高い衣服に着替えたり、布団の枚数を減らしたりして熱を逃がしましょう。



水分補給を欠かさない

脱水状態になると免疫力が低下しやすくなるため、水分は十分に摂るようにしてください。特に発熱時には、汗をかくことで水分不足になりやすくなります。常温の水やスポーツドリンク、経口補水液などで適宜水分を補いましょう。



 
3.風邪の引き始めに関するよくある質問




風邪の引き始めの正しいケアに関する、よくある質問にお答えします。


症状が軽ければ入浴してもいい？

「熱があるときは入浴を控えるべき」と言われるのは、熱い湯に長く入浴すると体力を消耗してしまうためです。症状が軽ければいつも通り入浴して問題ありません。ただし、湯冷めによって症状を悪化させないよう、お風呂後はすぐに服を着て、早めに髪を乾かすようにしましょう。



風邪の引き始めは市販薬を飲んでもいい？

風邪の症状を抑えるためには、症状に応じて「解熱鎮痛薬」や「総合感冒薬」に分類される市販薬の使用も有効です。

解熱鎮痛薬は熱や痛みを抑える働きがあります。一方、総合感冒薬はかぜの諸症状（鼻水，鼻づまり，くしゃみ，のどの痛み，せき，たん，悪寒（発熱による寒気），発熱，頭痛，関節の痛み，筋肉の痛み）を緩和します。これらは併用できないため、症状に合わせていずれか一方を選んでください。

ただし、薬を飲んだからと言って無理は禁物です。水分や必要な栄養素を積極的に摂取したうえで、安静にしましょう。



風邪の引き始めは氷枕などで体を冷やしていい？

体は発熱によりウイルスを撃退しようとするため、熱が上がりきるまでは体内の熱を逃さないよう作用します。そのため、発熱に伴って悪寒が起こっている時は、体を温めることが大切です。



 
4.風邪予防に大切な対策




風邪予防には日頃から正しい生活習慣を意識することが大切です。特に、以下の項目に多く当てはまる人は、風邪にかかりやすいと言えます。生活習慣の改善や対策を意識して、風邪に負けない体づくりを心がけましょう。


十分な睡眠時間が取れていない
夜中に目が覚めるなど、睡眠の質が低いと感じる
コンビニ食、インスタント食が多く、食事のバランスが偏っている
外出して帰宅した後に手洗い・うがいをしない
普段から人混みに出ることが多い
空調が効き、空気が乾燥しがちな場所に長時間いる


睡眠は毎日最低6時間を基本とし、暴飲暴食や栄養バランスの偏った食事はなるべく避けましょう。また、適度な運動を継続することも効果的です。汗を軽くかき、心拍数が少し上がる程度の軽い活動を毎日20分行うことをおすすめします。

さらに、乾燥の季節は部屋の加湿で喉や鼻の粘膜を保護したり、保湿効果のあるマスクを活用したりと、保温・保湿も意識するとよいでしょう。


 
5.風邪の引き始めのサインを見逃さないで！


風邪を長引かせないようにするなら、風邪の引き始めのサインを見逃さないことが大切です。少しでも体調の変化を感じたら、自分の体を労わって休息をとりましょう。症状がひどくなる場合には、医療機関への早めの受診をおすすめします。


     中路 幸之助　先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/11/25 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Tue, 25 Nov 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.11.25</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/110main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】熱中症対策におすすめの飲み物とは？適さない飲み物・水分補給のタイミングも解説</title>
			<description>&lt;p&gt;2025/07/14 季節 熱中症  &lt;p&gt;夏の猛暑が続くなか、私たちの健康を脅かす熱中症。その予防において最も効果的なのが、適切な水分補給です。しかし、「何を、いつ、どのように飲めばいいのか」と悩む人も多いのではないでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;本記事では、熱中症を防ぐための水分補給の基本から、おすすめの飲み物、避けるべき飲料、さらには補給のベストなタイミングまでを分かりやすく解説します。&lt;/p&gt; 
もくじ[非表示]




1.熱中症対策に水分補給が欠かせない理由


2.熱中症対策に適した飲み物

・経口補水液
・スポーツドリンク
・麦茶



3.熱中症対策におすすめできない飲み物

・アルコール類
・カフェインを多く含む飲み物
・糖分の多い清涼飲料水



4.効果的な水分補給のタイミング

・喉が渇く前に飲む
・起床時と就寝前に飲む
・入浴前後や運動の前後・最中



5.まとめ




 
1.熱中症対策に水分補給が欠かせない理由




熱中症とは、高温多湿な環境に体が適応できなくなり、体温調節機能がうまく働かなくなることで起こる症状の総称です。体内の水分や塩分のバランスが崩れることで、めまい、頭痛、吐き気、だるさといった症状が現れ、重症化すると意識障害やけいれんを引き起こし、命に関わることもあります。

人間の体は約60%が水分でできており、この水分は体温の調節、栄養素の運搬、老廃物の排出など、生命維持に不可欠な役割を担っています。汗をかくことで体温を下げようとしますが、大量に汗をかくと体液量が減り、体温調節ができなくなります。その結果、体温がコントロールできずに体内が高熱となり、臓器がうまく働かなくなることで熱中症になるのです。

特に近年は記録的な猛暑が続いており、徹底した熱中症対策が不可欠です。適切な水分補給は、体温調節機能を正常に保ち、熱中症を予防するための最も基本的かつ重要な対策と言えるでしょう。


 
2.熱中症対策に適した飲み物




熱中症対策の水分補給においては、どの飲み物を選ぶかも大切なポイントです。

単に水分を補給するだけでなく、汗とともに失われる電解質（ナトリウムやカリウムなど）も効率的に補給できる飲み物を選ぶことが、体内の水分バランスを保ち、熱中症を防ぐカギなります。


経口補水液

経口補水液は、水、ナトリウムやカリウムなどの電解質を最適なバランスで配合したものです。

その最大の特徴は、体液の浸透圧に近い設計になっている点にあります。これにより、腸からの水分と電解質の吸収が非常に効率的に行われます。例えば下痢や嘔吐などで大量の水分と電解質が失われた際や、熱中症の初期症状が現れ、すでに脱水状態にあると判断される場合に特におすすめです。

医療現場でも脱水症状の改善に用いられることが多く、緊急性の高い水分補給の手段として有効です。ただし、日常的な水分補給として常用するものではなく、あくまでも脱水状態を改善するための「治療」に近い位置づけであることを理解しておく必要があります。

普段の生活で気軽に飲むというよりは、もしもの時のために常備しておくのが賢明でしょう。



スポーツドリンク

スポーツドリンクは、運動時の発汗によって失われる水分と電解質、そしてエネルギー源となる糖質を効率的に補給するために開発された飲料です。ナトリウムやカリウム、カルシウム、マグネシウムといった主要な電解質が含まれており、これらのミネラルが体内の水分バランスを維持するのに役立ちます。

また、糖質が含まれているため、運動パフォーマンスの維持や疲労回復にも効果が期待できます。特に長時間屋外で活動するときや、激しい運動を行うときなどは、スポーツドリンクが非常に適しています。

ただし、製品によっては糖分が多く含まれているものもあるため、日常的な飲用には糖質控えめのタイプを選ぶか、水やお茶と交互に飲むなどの工夫が必要です。過剰な糖分摂取は、血糖値の急上昇や体重増加につながる可能性もあります。



麦茶

麦茶はカフェインを含まず、小さなお子さんからお年寄りまで安心して飲める、熱中症対策に優れた飲料です。

ノンカフェインのため利尿作用が少なく、摂取した水分が体内に長く留まりやすいという利点があります。また、麦にはカリウムやリン、マンガンなどのミネラルが含まれており、汗によって失われがちな電解質の一部を補給するのに役立ちます。自宅で簡単に作ることができ、経済的である点も大きなメリットです。

ただし、麦茶単体では失われたナトリウムを十分に補給することは難しいため、大量に汗をかいた場合は、塩分を含んだ飴やタブレットを併用するとよいでしょう。



 
3.熱中症対策におすすめできない飲み物




熱中症対策として、良かれと思って摂取している飲み物のなかにも、かえって脱水症状を悪化させたり、体に負担をかけたりする可能性があるものがあります。


アルコール類

アルコール飲料は、熱中症対策としては最も避けるべき飲み物の一つです。アルコールには強力な利尿作用があり、摂取すると体内の水分が通常以上に排出されてしまいます。そのため、一時的に喉の渇きが潤ったように感じても、結果として体はよりいっそう脱水状態に陥りやすくなります。

また、アルコールを摂取すると体温が上昇しやすくなる傾向があるため、高温多湿な環境下では熱中症のリスクをさらに高めてしまいます。

暑い日に「とりあえずビール」といった習慣がある方は、熱中症予防のためにもアルコール摂取は控えるか、量を大幅に減らすように意識しましょう。また、アルコールを飲む際は、必ず同量以上の水を一緒に飲むように心がけることも大切です。



カフェインを多く含む飲み物

コーヒーや紅茶、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、エナジードリンクなどのカフェインを多く含む飲料も、アルコールと同様に利尿作用があります。

カフェインには腎臓の血流を増加させ、尿の生成を促進する作用があるため、摂取すると体内の水分が体外へ排出されやすくなります。特に多量のカフェインを摂取した場合や、水分補給がおろそかになっている状況では、脱水症状を悪化させるリスクが高まります。

日常的にこれらの飲み物を好んで飲む方は、熱中症のリスクが高まる夏場には、摂取量を控えめにすることをおすすめします。完全に避ける必要はありませんが、水分補給の主体としてこれらの飲料を選ぶのは避けましょう。



糖分の多い清涼飲料水

加糖されたジュースや炭酸飲料、甘い缶コーヒーなどは、糖分を多く含んでいます。これらの飲料を大量に摂取すると、体内の血糖値が急激に上昇します。高血糖状態になると、体は血糖値を下げようと作用し、その過程でさらに水分を必要とします。

また、糖分の過剰摂取は、肥満や糖尿病のリスクを高めるだけでなく、夏バテや食欲不振の原因にもなりかねません。一時的な満足感は得られるかもしれませんが、体の内側から熱中症対策を行ううえでは不向きです。特にお子さんや運動量の少ない方が頻繁に飲むのは避けたほうがよいでしょう。



 
4.効果的な水分補給のタイミング


熱中症予防においては、水分補給を適切なタイミングで行うことも大切なポイントです。日頃から以下の点に意識するようにしましょう。


喉が渇く前に飲む

喉の渇きを感じたときには、すでに体は軽度の脱水状態にあると言われています。そうなる前に、こまめに水分を摂ることが大切です。特に暑い日に外出する場合や、長時間屋外で作業する場合は、時間を決めて定期的に水分を摂る習慣をつけましょう。



起床時と就寝前に飲む

寝ている間にも、汗をかくことで体内の水分は失われます。起床時は体が脱水状態に近いので、まずコップ1杯の水を飲むことを習慣にしましょう。また、就寝前にもコップ1杯の水を飲むことで、寝ている間の脱水を防ぐことができます。



入浴前後や運動の前後・最中

入浴すると、体温が上昇し大量の汗をかきます。入浴前と後にコップ1杯の水を飲むことで、脱水を防ぎましょう。

また、運動をする際は、運動前だけでなく、運動中もこまめに水分補給を行い、運動後には失われた水分と電解質をしっかり補給することが重要です。特に激しい運動の場合は、スポーツドリンクが効果的です。



 
5.まとめ


熱中症は、私たちの日常生活に潜む危険な症状です。しかし、適切な対策を講じることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。水分補給は熱中症対策の要であり、ただ水を飲むだけでなく、「何を」「いつ」飲むかが重要です。喉が渇く前にこまめに水分を摂り、汗をかいたら電解質も補給できる飲み物を選びましょう。

今年の夏もさらに暑くなることが予想されます。ご自身の体調と環境に合わせた適切な水分補給を心がけ、熱中症に負けない健康な毎日を送りましょう。


     眞鍋 憲正　先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/07/10 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Thu, 10 Jul 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.07.10</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/032main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】熱中症になったらどうする？応急処置や症状の重症度、予防対策を解説</title>
			<description>&lt;p&gt;2025/05/30 季節 熱中症 症状  &lt;p&gt;一般的には「真夏の暑い日に注意が必要」と考えられがちな熱中症。しかし、実は高温多湿下などの環境要因のほか、年齢やその時の体調など、さまざまな要因が複雑に関係しあって起こる病状です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;そのため、夏以外の季節でも起こり得るうえに、気づかないうちに熱中症にかかっているケースも少なくありません。普段から屋外で仕事をしている人や、体力に自信がある人も油断は禁物です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;本記事では、熱中症になった時にすぐできる応急処置や、病院へ行くかどうかの見極め方を解説します。さらに熱中症を起こさないための予防方法についても詳しく紹介します。&lt;/p&gt; 
もくじ[非表示]




1.熱中症が疑われる時の応急処置

・意識が朦朧としている場合
・意識がはっきりしている場合



2.【重症度別】熱中症の症状

・軽症
・中等症
・重症



3.熱中症のリスクが高い人とは

・子ども
・高齢者
・屋外で働く人
・運動をする人
・キッチンで火を使う人



4.熱中症にならないためには？心がけたい予防法

・暑さ対策
・こまめな水分補給



5.周囲の人の判断が重要！熱中症は早期に適切な対処を




 
1.熱中症が疑われる時の応急処置




熱中症は、気温が高い環境下で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなることで起こる症状です。重症化すると命に関わることもあるため、早期の発見と適切な処置が非常に重要になります。


意識が朦朧としている場合

意識がはっきりしない、呼びかけに反応がない、自分で水分補給ができないなどの症状が見られる場合は、重症の熱中症が疑われます。一刻も早く医療機関での治療が必要な状態です。

救急車の要請

意識障害がある場合は、ためらわずに救急車（119番）を要請してください。熱中症の症状は急速に悪化することがあり、専門的な処置が遅れると命に関わる危険性があります。

涼しい場所へ移動

救急車を待つ間も、できる限りの応急処置を行いましょう。まずは、風通しの良い日陰やクーラーが効いた室内など、涼しい場所へ移動させることが最優先です。衣服をゆるめ、体を締め付けているものを外して風通しを良くしてください。

体の表面を冷やす

体内に熱がたまった状態が続くと、脳や臓器の機能不全につながります。涼しい場所に移動したら、体内の熱の放出を助けるための処置を行いましょう。

まずは衣服を緩めます。その後、氷枕や保冷剤、冷えたペットボトルなどで、体の表面に大きな静脈のある首、わきの下、太ももの付け根などを冷やしてください。太い血管が流れる場所を集中的に冷やすことで、効率よく体温を下げることができます。また、霧吹きや濡れタオルを使って皮膚を濡らし、うちわやタオルなどであおぐことも効果的です。

熱中症になってしまったら、なるべく早く深部体温（脳や臓器など体の内部の温度）を下げることを意識しましょう。

医療機関へ搬送

救急隊が到着したら、症状を正確に伝え、迅速な医療機関への搬送を促しましょう。また、必ず救急隊の指示に従ってください。



意識がはっきりしている場合

まずは涼しい場所へ移動

意識がある場合でも、まずは涼しい場所へ移動することが重要です。日陰やクーラーが効いた場所で体を休ませ、楽な姿勢にしてあげてください。衣服をゆるめ、体を締め付けているものを外すことも忘れずに行いましょう。

水分・塩分補給

熱中症では発汗により、大量の水分と塩分が体内から失われます。意識がはっきりしている場合は、水分と塩分を自力で補給してもらいましょう。水分と塩分（ナトリウム）を同時に補給できる経口補水液やスポーツドリンクがあればそれを、なければ水1Lに食塩1～2gを溶かした食塩水を飲ませてください。

もし吐き出してしまう場合は無理に飲ませないようにしましょう。臓器の血流減少による機能低下が疑われ、病院での点滴が必要となるため、すぐに医療機関を受診しましょう。

なお意識障害がある場合も、無理に水分を飲ませようとしないでください。気道に水が流れ込む恐れがあるためです。熱中症による意識障害が見られる場合は、すぐに救急へ連絡しましょう。



 
2.【重症度別】熱中症の症状




熱中症になった場合の症状は、軽症、中等症、重症に分けられます。重症度別に、代表的な症状を紹介します。

なお今回は、Japan Coma Scale（ジャパン・コーマ・スケール）という日本の医療現場で使われることの多い評価分類スケールを用いて、意識障害の程度を紹介します。





Ⅰ 刺激せずとも覚醒している状態


1
だいたい意識清明ではあるが、今ひとつはっきりしない


2
見当識障害（現在の時刻や場所、周りの人を正しく認識できない）がある


3
自分の名前や生年月日が言えない


Ⅱ 刺激すると覚醒するが、刺激をやめると眠り込む


10
普通の呼びかけで容易に開眼する


20
大きな声の呼びかけ、体の揺さぶりにより開眼する


30
痛み刺激を加えつつ、繰り返し呼びかけるとかろうじて開眼する


Ⅲ 刺激をしても覚醒しない


100
痛み刺激を与えると、払いのけるような動作が見られる


200
痛み刺激を与えると、手足の動きや顔をしかめる様子が見られる


300
痛み刺激に反応しない






軽症

意識障害のない軽度な熱中症です。下記の症状が現れたら直ちに応急処置を行いましょう。症状が改善しているようならば、現場での応急処置と見守りで構いませんが、悪化するようならばすぐに医療機関を受診しましょう。

めまい、立ちくらみ

脳への血流が瞬間的に不十分になってしまうことで、めまいや立ちくらみが起こります。熱中症によるめまいや立ちくらみは「熱失神」とも呼ばれます。

筋肉痛や筋肉の硬直・痙攣（けいれん）

熱中症では、発汗に伴い、血液中の塩分（ナトリウム）濃度が低下します。これにより起こるのが、筋肉痛や筋肉の硬直・痙攣（けいれん）です。こむら返り（ふくらはぎの筋肉が異常に収縮し、痙攣すること）を起こすこともあり、熱中症に伴うこれらの筋肉症状は「熱痙攣（ねつけいれん）」とも呼ばれます。

大量の発汗

熱中症の初期症状として、体が体温を下げようとして大量の汗を出す症状も見られます。大量の発汗により脱水が進むため、早期に適切な処置をしなければ症状が悪化してしまうおそれもあります。



中等症

意識ははっきりしていても、次の症状が見られた場合はすぐに医療機関を受診しましょう。なお、自分で水分や塩分補給ができない場合も、中等症に含みます。

集中力・判断力の低下

周囲の人が「何かおかしい」「普段と違う」と感じたら、医療機関を受診しましょう。意識があっても、脳血流の低下が疑われるためです。



重症

「熱射病」や「重度の日射病」と呼ばれ、すぐに救急車を要請すべき状態です。場合によっては集中治療が必要になることもあります。

意識障害・痙攣・手足の運動低下

重症では、脳血流の低下や脳内の温度が上昇したことで、脳機能不全による症状が見られます。

時間や場所がわからなくなる見当識（けんとうしき）障害がある場合は、重症に分類され、早急な入院治療が必要です。まっすぐ歩けない、立ち上がれないなどの小脳症状が出現することもあります。



 
3.熱中症のリスクが高い人とは


熱中症は誰でもかかる可能性がありますが、特に注意が必要な人たちがいます。体の機能や生活環境、活動内容によって、熱中症のリスクが高まるため、それぞれに合った予防策を講じることが重要です。


子ども

子どもは大人に比べて体温調節機能が未熟なため、熱中症になりやすい傾向があります。特に、地面に近い場所で遊ぶことが多く、地面からの照り返しの影響を受けやすいこと、夢中になると水分補給を忘れがちなこともリスクを高めます。



高齢者

高齢者は、加齢に伴い体温調節機能が低下し、暑さを感じにくくなる傾向があります。また、のどの渇きも感じにくくなるため、意識せずに脱水が進んでしまうことがあります。持病のある方も、体温調節機能に影響が出やすいため注意が必要です。



屋外で働く人

建設現場作業員や警備員、農業従事者など、屋外で長時間働く人は、常に高温環境にさらされるため、熱中症のリスクが非常に高いと言えます。特に、炎天下での作業は直射日光を浴び続け、体温が上昇しやすくなります。定期的な休憩や水分・塩分補給が不可欠です。



運動をする人

部活動やスポーツイベントなどで運動をする人は、大量の汗をかき、体内の水分や塩分が失われやすくなります。また、運動によって体温が上昇し、熱が体にこもりやすくなるため、熱中症のリスクが高まります。運動前後の適切な水分補給と、体調に合わせた無理のない運動計画が重要です。



キッチンで火を使う人

飲食店で働く人や、家庭で長時間調理をする人など、キッチンで火を使う人も熱中症のリスクがあります。火を使うことで室内の温度が上昇し、換気が不十分な場所では熱気がこもりやすくなります。意識的に水分補給を行ったり、休憩を挟んだりするなどの対策が必要です。



 
4.熱中症にならないためには？心がけたい予防法




熱中症は屋外や炎天下だけでなく、空調の弱い屋内でも発症するリスクがあります。しっかり対策して熱中症を予防しましょう。


暑さ対策

外出時は日陰を歩く、帽子や日傘を活用するなどの対策が効果的です。服装も通気性の高い綿や麻素材、襟ぐりや袖口のあいている熱がこもりにくいデザインのものを選ぶと良いでしょう。

家の中の暑さ対策も忘れてはいけません。ブラインドやすだれを使って、直射日光を遮りましょう。夏場の暑さ対策として、エアコンの使用は推奨されますが、冷やし過ぎには注意が必要です。

また、日ごろから運動などで汗をかき、ある程度の暑さや発汗に体を慣らしておくことも大切です。ただし、急に気温が上がった日などは体が対応できない恐れがあるため、要注意。極力外出を控えるなど、適切に対応しましょう。



こまめな水分補給

体内の水分や塩分が失われることにより、さまざまな症状が出現する熱中症。のどが渇いていなくても、定期的に水分補給をすることで、熱中症を予防できます。特に高齢の人は自覚症状がないことも多いため、注意が必要です。

水で水分補給しても構いませんが、1リットルの水に対して1～2グラムの食塩を加えた食塩水、スポーツ飲料などの方が望ましいとされています。一方、カフェインを含むお茶やコーヒー、アルコール飲料は利尿作用があるため、水分補給にはあまり適していません。



 
5.周囲の人の判断が重要！熱中症は早期に適切な対処を


命を脅かすおそれもある、熱中症。熱中症の予防には日ごろの暑さ対策と、こまめな水分補給が重要です。もしも熱中症になってしまったら、軽症ならば涼しい場所で体を冷やすなどの応急処置をして、様子を見ましょう。ただし「何かおかしい」と感じたら、すぐに医療機関を受診してください。


     中路 幸之助　先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/05/30 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Fri, 30 May 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.05.30</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/020main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】花粉症による鼻づまりがつらい…原因や症状、対処法を解説</title>
			<description>&lt;p&gt;2025/02/17 季節 花粉症  &lt;p&gt;花粉が飛散しやすい時期には、花粉症による鼻づまりに悩む人が多いと思います。また、鼻づまりの原因が花粉症なのか風邪なのか判断がつかず、対処に困っている人もいるのではないでしょうか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;今回は花粉症の原因や症状、発症しやすい時期、対処法などについてご紹介します。症状が似ている風邪やインフルエンザと比較しつつ、あなたの鼻づまりが花粉症によるものなのかを確認してみましょう。&lt;/p&gt; 
もくじ[非表示]




1.なぜ花粉が鼻づまりの原因に？

・花粉症の時期



2.花粉症による鼻づまりの症状


3.花粉症の重症度はどう判断する？


4.風邪・インフルエンザと花粉症はどう違う？鼻の症状でセルフチェック

・くしゃみの回数
・鼻水の質感
・鼻水とほかの症状の順番
・鼻づまりの期間
・風邪でも花粉症でもない「寒暖差アレルギー」の可能性も



5.長引く鼻づまり…放っておくとどうなる？


6.花粉症による鼻づまりの対処法

・花粉の季節に取り入れたい生活習慣
・市販薬で早めの対処を



7.つらい花粉症の鼻づまりには適切な対処を




 
1.なぜ花粉が鼻づまりの原因に？




花粉症とは医学的には「季節性アレルギー性鼻炎」と呼ばれています。花粉症は、鼻の粘膜に花粉がつくことで引き起こされる免疫反応が原因とされています。この免疫反応によって鼻の神経や血管が刺激され、異物を取り除こうとする働きでくしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状が現れます。

このアレルギー反応が目の粘膜で起これば目のかゆみや涙目などが出現し、人によってはまぶたや頬などの皮膚にも赤みや肌荒れが起こるなど、花粉が招く症状は様々です。

日本で花粉症の原因として最も多いのは、スギやヒノキの花粉です。花粉症以外にも、ハウスダストやダニの死がいやフン、カビなどを原因とするアレルギー性鼻炎、風邪、インフルエンザなどでも似ている症状が見られます。


花粉症の時期

スギ花粉の飛散は2月から3月にかけて始まり、2ヵ月ほど続くとされています。ヒノキの花粉の飛散は3月から4月にかけて始まるため、スギ花粉と重なる時期が最も花粉症が発症しやすいと考えられるでしょう。

その他にもハンノキ属（カバノキ科）の花粉は1月から6月まで、イネ科は3月から10月まで、ブタクサは8月から9月まで飛散しています。このように、花粉症が発症しやすい時期はスギとヒノキが重なる2〜4月前後ですが、1年を通して様々な花粉が飛散していることが分かります。

参考：
鼻アレルギー診療ガイドライン2020年版




 
2.花粉症による鼻づまりの症状




鼻の中には「下鼻甲介（かびこうかい）」「中鼻甲介（ちゅうびこうかい）」と呼ばれる突起があり、呼吸をする時にその間を空気が通ります。しかし花粉症になると、これらの鼻甲介（特に下鼻甲介）が免疫反応によって腫れ、鼻から空気が通りにくくなり、鼻づまりが起こるのです。

また、くしゃみ・鼻水も花粉症の代表的な症状と言えます。くしゃみは、鼻の粘膜についた花粉を取り除こうとするために生じる症状です。鼻水の原因もくしゃみと同じで、鼻の粘膜についた花粉を取り除くための免疫反応です。鼻水が出てくると鼻の空気の通り道が塞がれて、鼻づまりの状態となることもあります。


 
3.花粉症の重症度はどう判断する？


花粉症などのアレルギー性鼻炎における代表的な症状は、先ほど挙げた通り、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの3つです。これらの症状の度合いによって、花粉症の重症度がわかります。

くしゃみは1日の発作回数、鼻水は1日に鼻をかむ回数、鼻づまりは1日のうちの口呼吸の時間によって重症度が分類されます。これらの項目のうち、3点以上の症状がある場合は重度のアレルギー性鼻炎と言えるでしょう。





1日のくしゃみの回数
なし
0点


1～5回
1点


6～10回
2点


11～20回
3点


21回以上
4点


1日に鼻をかむ回数
なし
0点


1～5回
1点


6～10回
2点


11～20回
3点


21回以上
4点


鼻づまり（鼻閉）
なし
0点


口呼吸はまったくないが鼻閉あり
1点


鼻閉が強く口呼吸が1日のうちときどきある
2点


鼻閉が非常に強く口呼吸が1日のうちかなりの時間ある
3点


1日中完全に詰まっている
4点





出典：
日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会 鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会「鼻アレルギー診療ガイドライン―通年性鼻炎と花粉症― 2020年版（改訂第9版）」（一部改変）



 
4.風邪・インフルエンザと花粉症はどう違う？鼻の症状でセルフチェック




花粉症は風邪やインフルエンザの症状と似ていますが、実際はどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、それぞれの症状の違いを詳しく見てみましょう。


くしゃみの回数

花粉症によるくしゃみは、連続して起こることが多く、頻繁に現れるのが特徴。風邪でもくしゃみはよく現れますが、花粉症と比べると連続で起こるケースは少ないです。インフルエンザでくしゃみが現れるのはまれで、今回紹介した3つの中では頻度は少ないと言えます。



鼻水の質感

花粉症で出る鼻水は、無色透明でサラサラしています。風邪による鼻水も、初期は花粉症と同じ特徴をしていますが、徐々に黄色になり粘り気が出てきます。インフルエンザで鼻水が出るケースは少なく、出たとしても少量です。また花粉症と同じように粘り気がなく、サラサラしています。



鼻水とほかの症状の順番

花粉症では「くしゃみ→鼻水→鼻づまり」の順に症状が出現することが多く、これらが短期間で現れやすいのが特徴です。風邪は鼻・のどの不快感を自覚してから、くしゃみや鼻水、咳などの症状が現れ始め、次第に熱や倦怠感に見舞われます。インフルエンザの場合は急な高熱、倦怠感、関節痛などの全身症状が出現してから、咳や鼻水が生じる傾向にあります。



鼻づまりの期間

花粉症は、アレルギー反応を起こす花粉が飛散している間は症状が続きやすいので、1週間以上鼻づまりが継続する可能性があります。一方、風邪やインフルエンザによる鼻づまりは、早くて数日間、長くても10日前後までには治ると言われています。



風邪でも花粉症でもない「寒暖差アレルギー」の可能性も

風邪や花粉症に似たようなものとして「寒暖差アレルギー」があるのはご存じでしょうか。

寒暖差アレルギーとは、1日の寒暖差がある場合に起きやすいといわれており、厳密には「血管運動性鼻炎」といいます。血圧や体温をコントロールしている自律神経の働きが、寒暖差によって乱れることで生じると考えられており、花粉症や風邪と同じように、鼻づまりや鼻水、くしゃみなどの症状を引き起こすのが特徴です。

寒暖差アレルギーの場合は花粉症とは対処法が異なり、上着やひざ掛けなどで体温調節をして、気温差をなるべく小さくすることが大切です。特に太い血管が通っている首まわりは体温が奪われやすいので、気温が低い日はマフラーやネックウォーマーなどを使用しましょう。自律神経の働きを整えるためには、適度な運動と十分な睡眠で規則正しい生活を続けることもおすすめです。

関連記事：
【医師監修】寒暖差アレルギーとは？症状や対処法について解説




 
5.長引く鼻づまり…放っておくとどうなる？


花粉症によって鼻づまりの症状が続くと、身体だけでなく日常生活にも様々な悪影響を及ぼします。

鼻づまりが原因で熟睡できなくなると、イライラしたり、仕事や勉強に集中できなくなったりする場合もあるでしょう。

また、鼻づまりによって口呼吸をする時間が増えます。頻繁な口呼吸で口の中が乾燥すると、のどの痛みや扁桃腺の腫れにつながります。このように、鼻づまりや鼻水は別の問題を引き起こすきっかけとなるので、早期の対処が大切です。

関連記事：
【医師監修】寝つきが悪い原因は？ 改善方法を紹介



 
6.花粉症による鼻づまりの対処法




アレルギー性鼻炎はアレルギーのもととなる物質がある限り続きます。そのため、ただ季節が過ぎるのを待つだけでは辛いでしょう。ここでは、花粉症の症状を抑えるためにできるセルフケアについて詳しく見ていきます。


花粉の季節に取り入れたい生活習慣

花粉症の症状をやわらげるための生活習慣を取り入れてみましょう。

緑茶やハトムギ茶にはアレルギー症状をおさえる栄養素が豊富に含まれていると言われているため、食事の際は意識して取り入れてみましょう。外出頻度が多い人は、マスクや花粉症専用のゴーグルを装着して、花粉の影響を最小限に抑えることも大切です。

帰宅した時は、服についた花粉を払って室内に持ち込まないようにした後に、うがいや手洗いを行います。室内に入り込んだ花粉が気になる場合は、こまめに掃除したり、空気清浄機を使ったりする対処がおすすめです。



市販薬で早めの対処を

生活習慣の工夫だけでなく、市販薬を併用して花粉症の対策を行いましょう。

市販薬の中では、「フェキソフェナジン塩酸塩」が含まれている鼻炎薬がおすすめです。フェキソフェナジン塩酸塩とは、抗ヒスタミン薬の代表的な成分であり、アレルギー症状である鼻づまりに有効とされています。副作用が少なく、使用しても眠くなりにくいのが特徴です。また花粉症の症状が出始めたタイミングから使用できるので、早い段階から対処できます。

抗ヒスタミン薬にはほかにも「エピナスチン」や「エバスチン」などがありますが、薬剤によって眠気などの副作用があるため、服用の前に添付文書をよく確認しましょう。

内服薬の他にも、鼻スプレー（点鼻薬）を使用して症状をやわらげる方法もあります。点鼻薬の多くは「血管収縮剤」と言われる成分が入っており、鼻の中の血管を収縮させることで鼻づまりを改善します。しかし、点鼻薬を頻繁に使うと少しずつ効果が弱まり、かえって鼻づまりが悪化してしまう危険性があります。そのため、点鼻薬を使用する際は用法・用量をしっかりと守りましょう。

内服薬や点鼻薬などの市販薬を使用しても症状が緩和しないようであれば、別の問題が潜んでいるかもしれません。その場合は迷わず医療機関へ受診して、医師に相談してください。



 
7.つらい花粉症の鼻づまりには適切な対処を


花粉症による鼻づまりはアレルギーによるもので、花粉が鼻の粘膜につくことで生じます。風邪やインフルエンザの症状とも似ていますが、それぞれの症状や頻度には特徴があるので、鼻づまりや鼻水の経過からセルフチェックが可能です。花粉症による鼻づまりの症状を抑えるには、市販薬の使用はもちろん、生活習慣の工夫が大切。今回ご紹介した対処法を参考にして、できることから実践してみましょう。


   五藤 良将　先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/02/17 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Mon, 17 Feb 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.02.17</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/055main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】肌の乾燥は皮脂欠乏性湿疹を招く？自分でできる対処法を紹介します</title>
			<description>&lt;p&gt;2024/12/01 季節 皮脂欠乏性湿疹  &lt;p&gt;肌のカサカサやかゆみが気になって、無意識のうちに爪でかいてしまうことはありませんか？乾燥によってバリア機能が低下した肌は少しの刺激でダメージを受けやすく、赤みや湿疹などが出る&lt;span class="highlight"&gt;「皮脂欠乏性湿疹（ひしけつぼうせいしっしん）」に発展しやすい状態&lt;/span&gt;です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;空気が乾燥する秋冬や、冷暖房を使用する季節は、適切な保湿ケアですこやかな肌をキープしましょう。ここでは&lt;span class="highlight"&gt;皮脂欠乏性湿疹の原因と治療法、セルフケアの方法&lt;/span&gt;を詳しく解説します。&lt;/p&gt; 
もくじ[非表示]




1.皮脂欠乏性湿疹（ひしけつぼうせいしっしん）とは？

・皮脂欠乏性湿疹の原因
・症状



2.皮脂欠乏性湿疹の予防・対処法

・保湿
・入浴はぬるま湯で短時間
・乾燥対策



3.乾燥やかゆみをセルフケアするなら！市販薬の選び方と使い方

・皮膚科での治療は？



4.【Q&amp;A】皮脂欠乏性湿疹を予防するために知っておきたいこと

・皮脂欠乏性湿疹になりやすい人は？
・皮脂欠乏性湿疹は冬にしかならない？
・食事面で気を付けることは？
・どんな衣類がおすすめ？
・硫黄入りの入浴剤を使ってもいい？



5.皮脂欠乏性湿疹は予防できる！セルフケアで肌を守りましょう




 
1.皮脂欠乏性湿疹（ひしけつぼうせいしっしん）とは？




皮膚は層構造になっていて、最も表面にあるのが「角層」です。角層は、通常皮脂や汗を含んだ皮脂膜に覆われ、セラミドをはじめとする角質細胞間脂質や天然保湿因子により水分が保持されています。

しかし、様々な要因で皮脂や水分が減少すると、角層の水分保持機能が阻害され、皮膚のバリア機能が低下します。これにより、肌にカサつきやかゆみが生じたものが「皮脂欠乏症（ひしけつぼうしょう）」です。皮脂欠乏症は「乾皮症（かんぴしょう）」と呼ばれることもあります。

皮脂欠乏症では、肌の乾燥からひび割れや皮むけが起きますが、この時点で適切なケアを行えば湿疹の発現には至りません。しかし、何らかの要因でさらに乾燥が進んだり、かゆみが気になって爪でかいたりなどの刺激が加わると、皮脂欠乏性湿疹が誘発されることがあります。


皮脂欠乏性湿疹の原因

皮脂の分泌は加齢に伴って減少します。そのため皮脂欠乏性湿疹も、男女を問わず中高年以上で多く発症します。ほかに、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患や、糖尿病などの内臓疾患がもととなり皮脂欠乏性湿疹を発症することもあります。

また、冷暖房の使いすぎや体の洗いすぎなどの生活習慣は皮脂を減少させる一因となります。肌の皮脂量が減少すると皮膚のバリア機能が低下してしまうため、予防のためには適切な保湿ケアが重要です。



症状

皮膚が乾燥すると、ひび割れ、かゆみ、フケのように皮膚が剥がれ落ちる落屑（らくせつ）、赤みなどの症状が引き起こされます。この状態に様々な刺激が加わり、炎症が起きて湿疹化したものが皮脂欠乏性湿疹です。

さらに症状が進むと、「貨幣状湿疹」と呼ばれる1～5cm程の円形の湿疹が発生することも。重症化に伴い、皮膚の表面が小さく盛り上がる丘疹（きゅうしん）や、膿をもった水ぶくれが生じることもあります。より進行すると皮膚が分厚くなる苔癬化（たいせんか）や、色素沈着を招くため、早い段階でのケアが重要です。



 
2.皮脂欠乏性湿疹の予防・対処法





保湿

皮脂欠乏性湿疹では、保湿ケアが肝心です。特に、皮脂が失われ、皮膚の水分が蒸発しやすい入浴後は、速やかに保湿するようにしましょう。入浴後に限らず、乾燥しやすい人は朝晩など、こまめに保湿すると効果的です。

おすすめの保湿剤は、水分と油分の両方を含むボディクリームや、肌をこすらずに塗り広げられるジェルタイプ。清潔な手で保湿剤をとり、患部の数か所に置いてから、手のひらで優しく丁寧に塗り広げましょう。



入浴はぬるま湯で短時間

熱いお湯で長時間入浴すると、皮脂や角層内の保湿成分が流れてしまい乾燥を招きます。入浴は38～40℃のぬるま湯で10分程度に済ませてください。清潔にしようと一日に何度も入浴したり、ナイロンたわしやブラシ、固いタオルなどでゴシゴシ洗ったりすることは、肌への刺激になるため避けましょう。

体を洗うときには、刺激の少ない石鹸またはボディーソープを使い、手か柔らかい布で泡を作ってから優しく洗いましょう。また、入浴後は水分が蒸発しやすいため、軽く体を拭いて速やかに保湿します。保湿効果のある入浴剤を使うこともおすすめです。



乾燥対策

皮膚のバリア機能を正常に保つためには、皮膚が乾燥しないよう環境や服装を整えることも大切です。

冬場の暖房器具は設定によっては乾燥の原因となるため、加湿器などで湿度を調整し、室内湿度を40～60％にキープしましょう。また、出かける際は手袋やマフラーなどで肌の露出を防ぐようにすると、皮膚からの水分の蒸発を抑えることができます。



 
3.乾燥やかゆみをセルフケアするなら！市販薬の選び方と使い方




乾燥やかゆみを感じたら、市販薬でセルフケアするのも効果的な方法のひとつ。かゆみがある場合は、抗炎症作用のあるステロイド外用剤（塗り薬）を検討してみましょう。ステロイド外用剤は症状や年齢、使用する部位によって適した種類があるため、薬剤師や登録販売者に相談しながら選ぶことをおすすめします。

保湿剤と併用する場合は、正常な皮膚にステロイド外用剤が付かないよう、先に保湿剤を塗り、後から患部にだけステロイド外用剤を塗るようにしましょう。

関連記事：
【医師監修】湿疹とは？原因や主な症状、市販薬での治療法を解説します



皮膚科での治療は？

かゆみがひどい場合、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤などを内服し、症状の悪化を防ぐ治療も選択肢として考えられます。

また、外部からの刺激ではなく、糖尿病や慢性腎不全などの病気が原因で肌に乾燥やかゆみが生じているケースもあります。市販薬でセルフケアしても改善が見られなければ、皮膚科で診察を受けましょう。



 
4.【Q&amp;A】皮脂欠乏性湿疹を予防するために知っておきたいこと





皮脂欠乏性湿疹になりやすい人は？

皮脂欠乏性湿疹は、皮脂腺の発達していない乳幼児や、加齢に伴って皮脂腺が退化していく中高年層、主に高齢者に起こりやすい病気です。また、アトピー素因を持ち、ダニやハウスダスト、花粉、食事などに対してアレルギー反応を起こしやすい人も発症しやすいとされています。

上記に当てはまる方は、肌のバリア機能を正常に保つため、日頃から保湿ケアを徹底しましょう。冷暖房使用時は特に肌の水分が蒸発しやすいため、より入念なケアを心がけてください。

また、皮脂欠乏性湿疹の症状は膝から下の下腿部分で多く発症します。お風呂あがりに保湿剤を塗るなどの対策をして乾燥を防ぎましょう。



皮脂欠乏性湿疹は冬にしかならない？

皮脂欠乏性湿疹は皮膚が乾燥しやすい冬に起こりやすい病気ですが、エアコンや扇風機を使用する冷房の時期にも注意が必要です。季節を問わず、体の洗い過ぎによっても発症します。そのため、特に乾燥しやすい人は、季節に合わせた保湿剤を選び、通年での使用を心がけましょう。



食事面で気を付けることは？

普段から栄養バランスのとれた食事を心がけ、肌に良い栄養素を積極的に摂取しましょう。ビタミンAやビタミンCには皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあります。

また、水分補給を怠ると肌が乾燥する原因に。気温が低い季節は特に水分補給を忘れがちですが、水や白湯を意識的に飲むようにしましょう。量は1日あたり1～1.5リットルを目安に、コップ１杯の水を2～3時間おきに飲むのがおすすめです。

血液の循環をよくする作用を持つ香辛料やお酒は、肌のかゆみを増加させることもあるため、摂取はあまりおすすめできません。



どんな衣類がおすすめ？

皮膚への刺激を極力減らすためにも、肌に優しい綿素材などを選びましょう。一方で、化学繊維やウールなどの肌に刺激となりやすい素材、またゴムがきつい衣類は、かゆみの原因となることもあるため避けるようにしましょう。



硫黄入りの入浴剤を使ってもいい？

硫黄の入った入浴剤は使用しないようにしましょう。硫黄には皮脂の分泌を抑えて皮膚を乾燥させる作用があるため、皮脂欠乏性湿疹の予防や改善には適しません。入浴剤を選ぶ際は、保湿目的で薬用タイプのものがおすすめです。



 
5.皮脂欠乏性湿疹は予防できる！セルフケアで肌を守りましょう


冬になると多くの人が悩む肌の乾燥。しっかり保湿をして、皮脂欠乏性湿疹を予防しましょう！かゆみがある場合は市販薬でのセルフケアも対策のひとつ。もしそれでも、なかなかかゆみがおさまらない場合は、皮膚科で専門医に診察してもらいましょう。


     福井 美典 先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2024/12/01 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Sun, 01 Dec 2024 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2024.12.01</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/030main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】虫刺されの原因となる虫は？症状とセルフケア、予防法まで解説</title>
			<description>&lt;p&gt;2024/11/21 季節 虫刺され かゆみ  &lt;p&gt;暖かい季節、野外での活動中に多発する虫刺され。どのような虫に刺されたかによって、起こりうる症状も変わります。&lt;span class="highlight brown"&gt;今回は虫刺されの原因となる虫、刺された虫による特徴的な症状とセルフケアの方法、虫に刺されないための予防法&lt;/span&gt;を詳しく解説します。&lt;/p&gt; 
もくじ[非表示]




1.虫刺されとは？


2.かゆみだけじゃない、虫刺されの症状

・皮膚症状
・全身症状



3.症状からチェック！虫刺されの原因

・かゆみ・赤み
・痛み・腫れ
・咬みあと
・虫が皮膚にくっついている



4.市販薬で虫刺されをセルフケア

・市販のステロイド外用薬の選び方



5.虫刺されの予防法

・皮膚を露出しない
・虫よけスプレーや携帯用蚊取りを活用する
・室内・ペットは清潔に保つ



6.虫刺されは軽症ならセルフケアも可能！ただし刺されないことが一番大切




 
1.虫刺されとは？


虫が人間の皮膚を刺す・咬む、または人間の血液を吸うことによって起きる炎症を「虫刺され」、医学的には「虫刺症（ちゅうししょう）」と呼びます。

虫刺されでは、刺されたことによる物理的な刺激や、虫自体が持つ唾液や毒による化学的な刺激によって痛みや腫れ、赤みなどの症状が起こります。刺された部分の皮膚症状だけでなく、アナフィラキシーショックなどの命にかかわる全身症状を引き起こすこともあるため、軽視してはいけません。

症状の程度は人によって様々ですが、アレルギー体質の人や、一度ハチなど特定の虫に刺されたことがある人は、毒に対するアレルギー反応によりアナフィラキシーショックを起こすリスクがあるため、特に注意が必要です。


アナフィラキシーショックとは

重篤な全身性の過敏反応のことで、通常は急速に発現します。その機序は多岐にわたりますが、主な誘因には虫刺されや薬物、食物の摂取などで特定のアレルゲン（特異抗原）が身体に入ることが挙げられます。皮膚症状（じんましんなど）、消化器症状（腹痛や嘔吐など）、呼吸器症状（息苦しさなど）が急に発現し、血圧低下や意識レベルの低下を伴う場合を、アナフィラキシーショックと呼びます。主に薬の注射などで治療を行います。



 
2.かゆみだけじゃない、虫刺されの症状




虫刺されによって起きる症状は「皮膚症状」と「全身症状」の2つに大別されます。詳しく見ていきましょう。


皮膚症状

虫刺されでは、一般的に「痛み」と「かゆみ」の2つの皮膚症状が現れることが多いといわれています。

痛みは刺されたことによる物理的刺激や、皮膚内に注入された有毒物質による化学的刺激によって起こります。

かゆみは皮膚内に注入された虫の唾液や毒などの成分に対するアレルギー反応で起こる症状です。虫刺されのアレルギー反応は、刺された直後に起きる「即時型」と刺されてから1～2日後に生じる「遅延型」の2つに分けられます。即時型反応では刺された部位付近にかゆみや赤み、じんましんなどの症状が現れ、遅延型ではかゆみのほかに赤み、ぶつぶつ、水ぶくれが見られることもあります。



全身症状

虫の持つ体液や毒などの化学物質に対して、強くアレルギー反応が起こると全身に症状が出ることもあります。呼吸困難、意識がなくなるなどのアナフィラキシー症状が出ると、命にかかわるおそれも。特にハチによる虫刺されには要注意です。

また、海外から持ち込まれたヒアリやセアカゴケグモ、ハイイロゴケグモなどの外来生物による虫刺されで重篤な全身症状を起こした例もあります。



 
3.症状からチェック！虫刺されの原因


症状や、どんな場所で刺されたかによって、ある程度原因の虫を絞りこむことができます。ただし、年齢や体質によって現れる症状や程度に差があることも多いため、不安な場合は病院や医療機関で診察を受けましょう。

なお、虫刺されの後に体がふらつく、息苦しさを感じるなど、アナフィラキシーが疑われる全身症状がある場合はすぐに救急車を呼びましょう。


かゆみ・赤み

虫刺されの原因となる虫の種類により、かゆみや赤みが出現するまでの時間は異なります。ここでは、刺されてから症状が出るまでの時間別に、原因となる虫を紹介します。ただし、かゆみや赤みの出現時間には体質や年齢による差があり、特徴に当てはまるからといって断定することは困難です。下記はひとつの目安として考えておきましょう。

刺された直後



※画像はイメージです

多くの虫による虫刺されで、刺された直後からかゆみや赤みが生じます。代表的なのは蚊で、野外ではヤブカ類ヒトスジシマカ、室内ではイエカ類アカイエカが原因となることが多いようです。



※画像はイメージです

刺された直後から激しいかゆみを感じ、首や腕に集中して赤いブツブツがたくさんできた場合は、ドクガ類のケムシの毒針毛（どくしんもう）が原因であることも。

特に5～6月、8～9月はツバキやサザンカについているチャドクガの幼虫による「毛虫皮膚炎」に注意が必要です。チャドクガの毒針毛（どくしんもう）は非常に細かく、肉眼ではなかなか捉えることができません。そのため、気づかないうちに触ってしまったり、風で飛んできた毒針毛（どくしんもう）が肌や衣類に付着したりすることもあります。かゆいからといってかいてしまうと、毒針毛（どくしんもう）が皮膚に深く刺さり被害が大きくなるおそれがあります。

毒針毛（どくしんもう）が皮膚に付着したと思われる場合は、セロハンテープなどの粘着テープを用いて取り除き、よく泡立てた石鹸とシャワーで洗い流しましょう。

刺されてから数時間後

刺されてから数時間後にかゆみや赤みを生じる虫刺されの原因は、ブユであることが多いです。関東ではブヨ、関西ではブトとも呼ばれ、ハエのような見た目をしている吸血性の昆虫です。

特にブユに気をつけなければならないのは、朝夕の野外活動時。すねなど、皮膚を露出した部分を刺されます。刺されてから半日程度経ってから赤い腫れと激しいかゆみを生じるため、刺された直後はなかなか気づきにくいようです。

ブユによる虫刺されをかきむしると皮膚が硬くなり、「慢性痒疹（まんせいようしん）」というかゆみのある赤いしこりが長く残る状態になってしまうこともあります。

刺されてから1～数日後

刺されてから1日以上経ったあとにかゆみや赤みを生じる虫刺されは、ノミやイエダニが原因である可能性があります。ただし、乳幼児の場合は蚊が原因のことがほとんど。乳幼児期は遅延型アレルギー反応のみを起こすため、蚊に刺されても直後にかゆみなどの症状が現れないのです。



※画像はイメージです

ネコやイヌなどにつくノミに吸血されると、1～2日後にかゆみのある赤いブツブツができます。一方、イエダニは刺された翌日以降に、赤いブツブツや腫れとともにかゆみが生じます。顔や手足ではなく、脇腹や下腹部、太ももの内側などやわらかい部分を刺すのが特徴です。



痛み・腫れ



刺されたと同時に激しい痛みを生じる虫刺されの原因は、ハチやイラガ類のケムシの毒棘（どくきょう）、セアカゴケグモやヒアリなどの外来生物など様々。多くの場合、痛みと同時に赤みや腫れも生じます。

特に、ハチによる虫刺されはアナフィラキシーショックを起こすおそれがあるため、注意が必要です。

イラガ類のケムシの毒棘（どくきょう）による痛みは刺されてから1～2時間後にいったん消失しますが、翌日以降に同じ部分に腫れや赤み、かゆみが出ることも。西日本の人家周辺では、サクラやバラなどにつくヒロヘリアオイラガの幼虫による虫刺されが多発しています。



咬みあと



※画像はイメージです

よく目をこらして見てみると、虫の咬みあとにも特徴があります。小さな穴が線状、または同じ部分に集中している場合はトコジラミの咬みあとである可能性があります。

トコジラミによる虫刺されでは、痛みが生じることは少ないようです。咬まれてから数時間～10日ほど経ってから咬みあとに気づくことがほとんど。また、若い人ほどかゆみのある赤いブツブツが出やすい傾向があります。



虫が皮膚にくっついている

虫が皮膚にくっついている場合は、無理に引き抜こうとせず、必ず病院を受診しましょう。野外活動中、または野外活動後に虫に気づいた場合は、マダニ類の可能性が高いです。

マダニは日本紅斑熱（にほんこうはんねつ）やツツガムシ病、ライム病、重症熱性血小板減少症候群などの感染症を引き起こすこともあるため、必ず病院を受診し、適切な処置を受けてください。



 
4.市販薬で虫刺されをセルフケア




虫刺されの症状が軽ければ、市販薬などを使ったセルフケアも可能です。

虫刺されに対して主に使われるのは、皮膚のかゆみや赤み、腫れをやわらげる「抗ヒスタミン薬」と、炎症を鎮める「ステロイド外用薬」の2つです。かゆみや赤みが強い場合、抗ヒスタミン薬よりもステロイド外用薬で炎症を鎮めたほうが、治りが早いとされています。ただし、アトピー性皮膚炎の人はかかりつけ医療機関の指示に従って適切な薬を選んでください。

薬を5～6日間使用しても治る兆しがない場合や症状が強い場合には皮膚科専門医を受診しましょう。なお、刺された虫によって治療法が異なることもあるため、刺された時にいたと思われる場所や症状出現までの時間など、情報をまとめておくとスムーズに診察・治療を受けられます。


市販のステロイド外用薬の選び方

市販のステロイド外用薬を使う場合は、年齢や症状に応じたランクのステロイド外用薬を選びましょう。適切な強さのステロイド外用薬で短期間のうちに炎症を抑え、長期連用は避けてください。

患部（塗布部位）のみで効果を発揮し、体内に吸収されると分解されて低活性の物質になる「アンテドラッグステロイド剤」もあります。
ピンポイントで使用する場合は軟膏、比較的広い範囲に塗り広げるならクリームやローションなど、使う箇所に応じて剤型を検討しましょう。



 
5.虫刺されの予防法




場合によっては命にかかわることもある虫刺され。何よりも刺されないことが一番です。最後に、虫刺されを予防する方法をお伝えします。


皮膚を露出しない

野外活動時は長袖や長ズボンで皮膚をすべて覆い隠しましょう。重篤な全身症状を引き起こすおそれのあるハチやイラガ類、マダニ、外来生物のヒアリやセアカゴケグモなどが直接皮膚に触れないようにすることが最も大切です。



虫よけスプレーや携帯用蚊取りを活用する

皮膚の露出を避けたうえで、虫よけスプレーや携帯用蚊取りなど、虫が嫌うものを活用するのもおすすめです。虫よけスプレーは表記通りに塗り、時間が経ったら塗り直してください。香水やヘアスプレーはハチなどの虫を刺激するおそれがあるため、野外活動時は控えましょう。



室内・ペットは清潔に保つ

家の中に虫を持ち込まないことも重要です。蚊やノミは燻煙剤（くんえんざい）などで一網打尽にするのも有効ですが、人間やペットに有害な成分が含まれていることもあるため、説明書をよく読んでから使用しましょう。

湿気がこもりやすく、ダニの温床になりやすい寝具類は、定期的な洗濯・乾燥を心がけましょう。なお、イエダニがいる場合は宿主のネズミごと駆除しなければならないことも。

ペットと一緒に住んでいる場合は、ペットのダニ・ノミ駆除もぜひご検討ください。



 
6.虫刺されは軽症ならセルフケアも可能！ただし刺されないことが一番大切


身近な虫であっても、刺されると重篤な症状を起こすおそれがあります。まずは虫に刺されないよう、しっかりと予防しましょう。虫刺されの症状が軽度ならば市販薬でのセルフケアも可能ですが、心配な場合は皮膚科専門医に相談してください。


    福井 美典 先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2024/11/21 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Thu, 21 Nov 2024 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2024.11.21</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/050main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】花粉症による頭痛とは？起こる原因や解消法も解説します</title>
			<description>&lt;p&gt;2024/11/17 季節 花粉症 頭痛  &lt;p&gt;目のかゆみや鼻水、鼻づまりなど、つらい症状が現れる花粉症。中には目や鼻の症状だけでなく、頭痛に悩まされる人もいます。本記事では、&lt;span class="highlight"&gt;花粉症と頭痛の関係を整理し、予防策や市販薬を使ったセルフケア方法&lt;/span&gt;を紹介します。&lt;/p&gt; 
もくじ[非表示]




1.花粉症に伴うさまざまな症状

・花粉症で肌あれや頭痛に悩む人も



2.花粉症で頭痛が起きるのはなぜ？

・副鼻腔炎（蓄膿症）
・アレルギー反応



3.花粉症に伴う頭痛の解消法、予防法

・病院を受診する
・市販薬でセルフケア
・花粉を避ける



4.つらい花粉症……まずは医療機関の受診を




 
1.花粉症に伴うさまざまな症状




そもそも、花粉症とはスギやヒノキなど、植物の花粉が原因物質（アレルゲン）となってアレルギー症状を起こすものです。くしゃみ、鼻水、鼻づまりといったアレルギー性鼻炎※に起因する症状のほか、目のかゆみ、充血、涙目などのアレルギー性結膜炎に起因する症状がよく知られています。
※花粉が原因で起こる鼻炎は、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれることもあります。

関連記事：
【医師監修】鼻水・鼻づまりは花粉症が原因？時期と症状でセルフチェック



花粉症で肌あれや頭痛に悩む人も

上記のほか、花粉が飛散する時期には咳、喉のかゆみ・いがらっぽさ、まぶたや頬などの皮膚にも赤みや肌荒れ、頭痛などの症状が起きることもあります。

2019年3月の調査※によると、花粉症に伴う頭痛に対し「やや重い」「重い」「非常に重い」と答えた人は花粉症/花粉アレルギーの症状がある人のうち13.1％いることが示されています。この割合は体の皮膚症状（肌あれ・かゆみなど）があると答えた人の12.9％とほぼ同程度であり、花粉の飛散時期に頭痛に悩まされる人は決して少なくありません。

出典：
2019　日本リサーチセンター調べ

【ＮＲＣレポート】 花粉症/花粉アレルギー調査Part2：花粉症/花粉アレルギーの人の調査結果編



 
2.花粉症で頭痛が起きるのはなぜ？




花粉症に伴う頭痛の原因には、副鼻腔炎（蓄膿症）とアレルギー反応の2つが考えられます。


副鼻腔炎（蓄膿症）

鼻腔の周りには副鼻腔（ふくびくう）と呼ばれる顔面骨の空洞があります。この副鼻腔に炎症が起き、膿が溜まってしまった状態が副鼻腔炎です。副鼻腔炎は蓄膿症（ちくのうしょう）と呼ばれることもあります。



副鼻腔には頬の裏側の上顎洞（じょうがくどう）、目の間にある篩骨洞（しこつどう）、額の裏側の前頭洞（ぜんとうどう）、鼻の奥にある蝶形骨洞（ちょうけいこつどう）の4つがあり、自然口と呼ばれる小さな穴で鼻腔とつながっています。

花粉症でくしゃみや鼻水、鼻づまりなど、アレルギー性鼻炎の症状があると、粘膜の腫れや鼻水によって自然口がふさがり、副鼻腔から鼻水などの分泌物や異物を排出できなくなります。こうして副鼻腔炎を発症すると鼻の周りや顔面（特に目と目の間）に痛みが出たり、頭痛が起きることがあります。

また、花粉症と副鼻腔炎を併発すると、鼻水が喉の方に垂れて咳が出る、夜間に咳が出て眠れないなど、日常生活にも影響を及ぼします。睡眠不足も頭痛の原因になることがあるため、早めの対処が重要です。

関連記事：
【医師監修】つらい頭痛の原因と対処法。痛みの違いやセルフケアのポイントを解説




アレルギー反応

アレルギー反応で放出される様々な科学物質やサイトカイン（免疫細胞を活性化させる物質）の影響で、頭痛や頭重感（ずじゅうかん）が起きることもあります。



 
3.花粉症に伴う頭痛の解消法、予防法




花粉症に伴う頭痛にはどのように対処したらよいのでしょうか。ここからは、花粉症に伴う頭痛の解消法、予防法を紹介します。


病院を受診する

花粉が飛散する時期に頭痛がある場合、花粉によるアレルギー症状が長期にわたり、副鼻腔炎を併発していることが考えられます。くしゃみ、鼻水、鼻づまりといったアレルギー症状は薬で抑えることが可能ですので、我慢せずに病院を受診しましょう。

アレルギー性鼻炎は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬の内服、ステロイドの点鼻などの薬物療法で症状を緩和できますが、副鼻腔炎（蓄膿症）が重症化すると副鼻腔の粘膜を切除する手術が必要になるケースもあるため、早めの受診をおすすめします。

また、薬の内服や点鼻は、花粉の飛散が始まる少し前から始めることで、花粉の時期に急に症状が悪化することを回避できる可能性が高まります。スギ花粉の飛散は例年2月中旬ごろから始まるため、毎年花粉症に悩まされる人は冬のうちから医師に対策を相談しておきましょう。



市販薬でセルフケア

花粉症が軽度の場合は、市販薬によるセルフケアでアレルギー症状を抑えることも可能です。病院になかなか行けない場合には市販薬で様子を見てもよいでしょう。

花粉症の市販薬には、様々な種類がありますが、いずれも添付文書をよく確認してから服用するようにしましょう。「フェキソフェナジン塩酸塩」は抗ヒスタミン薬の代表的な成分で、アレルギー症状のひとつ、鼻づまりに有効とされています。副作用が少なく、使用しても眠くなりにくいのが特徴です。

内服薬以外に、点鼻薬（鼻スプレー）を使用するのもおすすめです。血管収縮剤が入っており、鼻の中の血管を収縮させて鼻づまりなどの症状を緩和させます。ただし、頻繁に使うと効果が弱まったり、症状が悪化したりすることもあるため、用法・用量は必ず守りましょう。



花粉を避ける

花粉症に伴う頭痛を予防するには、アレルゲンである花粉との接触を避けることが重要です。

花粉の飛散が多いと予想される日には、できるだけ外出を控えましょう。どうしても外出しなければならない時はマスクやメガネ、帽子などの着用を心がけてください。素材は花粉が付着しにくいポリエステルなどがおすすめです。帰宅したら、洋服をよくはたいてから家に入り、すぐにうがいや洗顔をして、花粉を部屋の中に持ち込まないようにしましょう。

家の中で過ごす場合も、花粉の飛んでいる時期はあまり窓を開けず、洗濯ものは部屋干しにすることをおすすめします。空気清浄機もぜひ活用しましょう。



 
4.つらい花粉症……まずは医療機関の受診を


人によって症状が異なる花粉症。くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどに加えて頭痛や頭重感がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。アレルギー症状は市販薬で抑えることも可能ですが、頭痛には花粉症以外の病気が隠れていることも考えられるため、まずは医療機関を受診することをおすすめします。


      福井 美典 先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2024/11/17 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Sun, 17 Nov 2024 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2024.11.17</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/059main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】鼻水が止まらない原因は？今すぐできる対処法を紹介します</title>
			<description>&lt;p&gt;2024/11/06 季節 鼻水  &lt;p&gt;風邪などの感染症が流行するシーズンや花粉の飛散時期に、鼻水が止まらず困ったことがある人も多いのではないでしょうか。鼻水が出る原因はいくつかあり、原因によって適した対処法が異なります。ここでは鼻水が出るメカニズムを解説しながら、&lt;span class="highlight"&gt;鼻水が止まらない時に試したい対処法&lt;/span&gt;を紹介します。&lt;/p&gt; 
もくじ[非表示]




1.鼻水（鼻汁）が過剰に出る原因は？

・風邪
・花粉症などのアレルギー性鼻炎
・血管運動性鼻炎（寒暖差アレルギー）



2.鼻水が止まらない時の対処法

・加湿器を使用する
・マスクをする
・鼻・体を温める



3.止まらない鼻水は市販薬でのセルフケアがおすすめ

・風邪薬（総合感冒薬）
・鼻炎薬
・点鼻薬



4.こんな状態なら注意！病院を受診する目安


5.鼻水が止まらない原因を知って適切な対処を




 
1.鼻水（鼻汁）が過剰に出る原因は？




透明で水っぽい時もあれば、黄色っぽくてドロドロしている時もある鼻水。そもそも鼻水は、鼻腔（鼻の内側）の粘膜から分泌される粘液や、粘膜の毛細血管から染み出した組織液、鼻から吸い込んだ空気が冷えて結露のように液体化した水蒸気などが混ざり合ってできています。

鼻水には本来、鼻腔内の湿度を保って粘膜を保護したり、細菌やウイルス、花粉、ほこりなどの侵入を防いだりする役割があります。鼻水は1日に2～6リットル作られていますが、鼻の奥から喉に流れて無意識のうちに飲みこんでいるため、普段意識することはほとんどありません。しかし、何らかの原因で過剰に分泌されて鼻水が止まらなくなると、生活に支障をきたすようになります。

鼻水が止まらない原因には下記のようなものが挙げられます。感染症やアレルギー性鼻炎には鼻水のほかにも症状があるので、周囲の環境や体調から原因を考えてみましょう。


風邪

風邪の原因となるウイルスが鼻や口を介して体内に侵入すると、まず上気道（鼻や喉）に付着し炎症を起こします。このうち、ウイルスや細菌が鼻腔で増殖し、鼻の中で炎症が起きたものが急性鼻炎（鼻かぜ）です。風邪の鼻水は、引き始めには無色透明でサラサラしているものの、徐々に黄色になり粘り気が出る特徴があります。

鼻水や鼻づまりのほかに、発熱や倦怠感、喉の痛みなどが見られたら風邪などの感染症が疑われます。インフルエンザで鼻水が出るケースは少なく、出たとしても少量と考えられています。

鼻水の原因として風邪が疑われる場合は栄養補給を十分に行い、休養に努めましょう。

関連記事：
【医師監修】風邪の引き始めサインとは？早めに治す方法と風邪予防のポイントを解説します




花粉症などのアレルギー性鼻炎

鼻の粘膜にアレルギーの原因物質（アレルゲン）が付着すると、免疫反応によって鼻の神経や血管が刺激されます。異物を取り除こうとする働きによって、くしゃみや鼻水などの症状が現れたものがアレルギー性鼻炎です。アレルギーの原因物質としては花粉（スギ、ヒノキ、ブタクサ、シラカンバなど）の他、ダニ、ほこり、ゴキブリ、猫や犬など動物の毛、フケなど様々なものが考えられます。

アレルギー性鼻炎は「通年性アレルギー性鼻炎」と「季節性アレルギー性鼻炎（花粉症）」に大別できます。いずれの場合も透明で水っぽい鼻水が大量に出るのが特徴で、鼻水が喉の奥に流れこんで咳が出たり、睡眠中に苦しくて起きてしまうことも。また、重症化すると鼻腔の周りの副鼻腔（ふくびくう）に膿が溜まって副鼻腔炎を招くこともあるため、早めにケアしましょう。

花粉症などのアレルギー性鼻炎の対処としては、医療機関で検査を受けアレルギーの原因を特定したうえで、その物質との接触をなるべく避けることが重要です。

関連記事：
【医師監修】鼻水・鼻づまりは花粉症が原因？時期と症状でセルフチェック




血管運動性鼻炎（寒暖差アレルギー）

一日の寒暖差がある場合、血管運動性鼻炎（いわゆる寒暖差アレルギー）によって、くしゃみや鼻水（透明）が出ることもあります。これは血圧や体温をコントロールしている自律神経の働きが寒暖差によって乱れたもので、アレルギー性鼻炎とは異なり、目のかゆみや充血などの症状は現れません。

寒暖差アレルギーが疑われる場合は、外出時に上着やマフラーを着用するなどで体温調節をして、温度差をなるべく小さくするように心がけましょう。



 
2.鼻水が止まらない時の対処法


まず前提として、鼻水が出る時には鼻をすするのではなく、ティッシュで鼻をかむようにしましょう。鼻水が出る時に鼻をすすって対処すると、花粉などのアレルギー物質やウイルスなどを体内に取り込んでしまうためです。

鼻は片方ずつ、ゆっくりかむのがおすすめです。一気に鼻水を出そうとすると鼻に負担がかかるため、少しずつを意識しながら鼻水を取り除きましょう。また、市販の鼻水吸引器を使えば、鼻のかみすぎで鼻が痛くなることもなく、衛生的に鼻水を取り除くことができます。

それでも出てしまう鼻水を止めたい場合は、下記の対処を試してみてはいかがでしょうか。


加湿器を使用する

空気の乾燥は鼻の粘膜を刺激し、鼻水などの症状を生む原因となります。室内にいる時は加湿器を使用して、50～60%の湿度を保つようにしましょう。お湯を沸かしたり、濡れタオルを干しておいたりすることも部屋の加湿効果があるため、加湿器がない場合は試してみてください。



マスクをする

外出する際はマスクを着用して鼻腔の湿度を保ちましょう。冷気が直接鼻粘膜に触れることを避けながら、細菌やウイルス、花粉などを吸いこむことを防ぐことができます。鼻にティッシュなどを詰めて物理的に鼻水を止めることは、鼻の粘膜に傷をつける恐れがあるためお勧めできません。



鼻・体を温める

さらさらと水っぽい鼻水が出る場合は、外気温など周囲の環境が鼻の機能に影響している可能性もあります。鼻の周囲や全身を温めることを試してみましょう。

鼻を温める際は、電子レンジなどで温めた蒸しタオルを使用すると手軽です。体を温める際は、三首（首・手首・足首）や背中・腰を重点的に温めると全身を効率よく温めることができます。



 
3.止まらない鼻水は市販薬でのセルフケアがおすすめ




鼻水が止まらなくてつらい場合は、市販薬を使ったケアも試してみましょう。ただし、薬を使用しても改善が見られない場合や、悪化する場合には医療機関を受診してください。


風邪薬（総合感冒薬）

風邪が疑われる場合は、咳や鼻水、発熱や寒気などのさまざまな症状の緩和が期待できる総合感冒薬を選び、用法用量を守って正しく服用しましょう。一部の総合感冒薬に含まれる「クロルフェニラミンマレイン酸塩」などの抗ヒスタミン成分には、くしゃみや鼻水などを抑える作用があります。



鼻炎薬

アレルギー性の鼻炎が疑われる場合、市販薬の中では、「フェキソフェナジン塩酸塩」が含まれている鼻炎薬がおすすめです。抗ヒスタミン成分である「フェキソフェナジン塩酸塩」はアレルギー症状であるくしゃみ、鼻水、鼻づまりに有効とされています。

抗ヒスタミン薬にはほかにも「エピナスチン」や「エバスチン」「ロラタジン」などがありますが、薬剤によって眠気などの副作用があるため、服用の前に添付文書をよく確認しましょう。



点鼻薬

点鼻薬は鼻水、鼻づまり、くしゃみなど、アレルギー性鼻炎や急性鼻炎の諸症状の緩和に使われます。鼻を軽くかんでから、鼻の中に噴射する形で使用します。眠くなる成分を含む飲み薬を避けたい、飲み薬が苦手などの場合には点鼻薬を検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事：
セルフケアにおける市販薬の選び方やポイントを紹介！




 
4.こんな状態なら注意！病院を受診する目安




鼻水のほかに次のような症状を伴っている時は、気管支炎や副鼻腔炎などを発症している恐れもあります。早めに耳鼻科や耳鼻咽喉科を受診してください。


「ヒューヒュー」「ゼーゼー」などの呼吸音が出る
顔やまぶたが腫れている
ほおや鼻、額に痛みがある



 
5.鼻水が止まらない原因を知って適切な対処を


鼻水が止まらない原因として、最も多いのが風邪やアレルギー性鼻炎です。原因によって適した対処は異なるため、鼻水の状態やほかの体調を確認して、考えられる原因を絞ってみましょう。鼻水が止まらない場合は市販薬を使っても問題ありませんが、症状が治まらなければほかの病気の可能性もあるため、早めに医療機関に受診することをおすすめします。


     福井 美典 先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2024/11/05 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Tue, 05 Nov 2024 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2024.11.05</pubDateShort>
		</item>
	</channel>
</rss>