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		<title>2025年08月 | すこやかナビ一覧 | 医薬品・健康食品通販の富士薬品</title>
		<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information</link>
		<description>2025年08月 | すこやかナビ一覧の最新の見出しを提供します</description>
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			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/113main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】秋の花粉症の特徴は？春花粉との違いや自宅でできる対策、受診の目安を解説</title>
			<description>&lt;p&gt;2025/08/12 健康 秋 花粉  &lt;p&gt;「花粉症」と聞くと、スギやヒノキが猛威を振るう春を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実は秋にも花粉は飛散しており、春とは異なる植物が原因でつらいアレルギー症状に悩まされることがあります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;本記事では、意外と知られていない秋の花粉症について、春の花粉症との違いや、原因となる代表的な植物、そして自宅でできる対策、医療機関を受診する目安まで詳しく解説します。&lt;/p&gt;
 
もくじ[非表示]




1.秋にもかかる花粉症

・春の花粉症との違い
・風邪・寒暖差アレルギーなどとの違い



2.秋花粉の原因となる植物

・ブタクサ
・ヨモギ
・カナムグラ



3.自宅でできる花粉症対策

・マスクやメガネを着用する
・衣服や髪への付着に注意する
・室内環境を整える
・洗濯物や布団の取り扱いを工夫する
・鼻炎薬を使う



4.医療機関を受診する目安


5.その不調、秋花粉が原因かも？気づきにくい花粉症に注意




 
1.秋にもかかる花粉症




症状に悩まされている人は意外と多い、秋の花粉症。春に飛散するスギやヒノキといった「樹木由来」の花粉とは異なり、秋は主に「雑草由来」の花粉が原因です。

特に、ブタクサやヨモギなどのキク科の植物は代表的なアレルゲンで、都市部や住宅街など身近な場所にも多く生育しています。通勤・通学路、公園、川沿いの草むらなど、日常生活の中で目にする場所によく見られるため、知らず知らずのうちに花粉を吸いこんでいるかもしれません。

季節の変わり目に、くしゃみや鼻水、のどのイガイガなどが続くようであれば、秋の花粉症の可能性を考えてみてもよいでしょう。


春の花粉症との違い

春の花粉は粒子が比較的大きいため、鼻の粘膜に留まりやすく、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった鼻の症状が代表的です。一方、秋の花粉は粒子が小さいため、気管支の奥まで入り込みやすく、喉のイガイガ感や咳、喘息のような呼吸器症状を伴うケースもあります。

さらに、秋は昼夜の気温差が大きく、空気も乾燥しやすいため、風邪と間違えやすいのも特徴です。症状の出方や感じ方が春とは異なるため、少しでも違和感を覚えたら早めの花粉対策を心がけましょう。



風邪・寒暖差アレルギーなどとの違い

秋の花粉症は、風邪や寒暖差アレルギーと症状がよく似ているため、見分けがつきにくいことがあります。風邪の場合は、発熱やのどの痛み、全身のだるさなどが見られ、通常は数日〜1週間で自然に回復します。一方、花粉症では熱が出ることはほとんどなく、さらっとした透明な鼻水、目のかゆみ、連続するくしゃみなどが長く続くのが特徴です。

また、秋によく起こる「寒暖差アレルギー」は、医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれるもので、急な気温差によって鼻の粘膜が刺激され、鼻水や鼻づまりが生じます。ただし、目のかゆみやくしゃみといった花粉症特有の症状はほとんど見られません。

これらの症状は似ているようでいて、それぞれ原因も対処法も異なります。「なんとなく風邪っぽいけれど、なかなか治らない」と感じたら、自己判断せず、早めに専門医を受診することが大切です。



 
2.秋花粉の原因となる植物




秋の花粉症の主な原因となる植物は、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラの3種類です。それぞれの特徴と飛散時期を知っておきましょう。


ブタクサ

ブタクサは、道端や空き地、河川敷などの日当たりのよい場所に群生する雑草です。草丈は50cm〜1mほどで、葉はギザギザしているのが特徴です。特に「ブタクサ」と「オオブタクサ」の2種類があり、オオブタクサは草丈が2mを超えることも。花粉は非常に軽く、風に乗って広範囲に飛散します。

飛散時期は8月〜10月で、地域によっては7月下旬から始まる場合もあります。



ヨモギ

ヨモギは日本全国に分布し、和菓子やお灸の原料としても知られる植物です。草丈はブタクサ同様に50cm〜1m程度で、葉の裏側が白い毛で覆われているのが特徴です。花粉の飛散量はブタクサほどではありませんが、強いアレルギー性を持つため、注意が必要です。

飛散時期は8月中旬〜10月で、地域によっては9月がピークになります。



カナムグラ

カナムグラはアサ科のつる性植物で、河川敷や空き地、林の縁などに多く見られます。ギザギザした葉を持ち、特に雄株から放出される花粉がアレルゲンとなります。

飛散時期は8月下旬〜10月頃ですが、地域によっては11月上旬まで続くこともあります。



 
3.自宅でできる花粉症対策




秋の花粉症を軽減するには、日常生活の中での工夫が重要です。特に、花粉を「家に持ち込まない」「体内に入れない」ことを意識するだけでも、症状の悪化を防ぐことができます。


マスクやメガネを着用する

外出時には、不織布マスクや花粉対策用のメガネを着用しましょう。顔にしっかりフィットするタイプのマスクを選ぶとより効果的で、花粉の吸入や目・肌への付着をある程度防ぐことができます。また、帽子をかぶると髪への花粉の付着も防げます。



衣服や髪への付着に注意する

帰宅時には、衣服や髪に付着した花粉を玄関先で払い落とし、手洗いやうがい、洗顔を忘れずに行いましょう。帰宅後すぐに着替え、可能であればシャワーを浴びるのが理想的です。



室内環境を整える

花粉の飛散が多いとされる昼前後や夕方の時間帯には窓の開閉を控え、換気は短時間で済ませましょう。室内には、花粉除去機能のある空気清浄機を設置するのがおすすめです。

また、こまめに掃除機をかけたり、濡れた雑巾で床や家具を拭いたりすることで、室内の花粉量を減らすことができます。カーテンやソファなども定期的に掃除しましょう。



洗濯物や布団の取り扱いを工夫する

洗濯物を屋外に干すと花粉が付着しやすいため、花粉が多い時期はできるだけ部屋干しにしましょう。布団は布団乾燥機や布団クリーナーを使うのが効果的です。



鼻炎薬を使う

症状が軽いうちから市販の鼻炎薬を使用するのもひとつの手段です。近年は眠気の出にくいタイプも増えており、日常生活への影響を抑えながら症状を和らげることができます。用法用量を守って、継続的に使用しましょう。



 
4.医療機関を受診する目安


自宅での対策や市販薬で十分な効果が得られない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。以下のような症状がある場合は、医師の診断を受けることをおすすめします。


鼻づまりで夜眠れない
目のかゆみや充血がひどい
ぜんそくのような咳が出る
初めて花粉症のような症状が出た


医療機関では、抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬などによる対症療法のほか、スギ花粉症などの適応がある場合には体質そのものの改善を目指す「舌下免疫療法」も行われます。アレルギー検査を受けることで、どの植物に反応しているのかを特定でき、より適切な治療が受けられます。


 
5.その不調、秋花粉が原因かも？気づきにくい花粉症に注意


秋の訪れとともに現れる体調不良の中には、花粉が原因となっているものも少なくありません。秋の花粉は、身近な草むらや道端に多く生えており、気づかないうちに体内に取り込んでしまうことも。春の花粉症との違いや、風邪との見分け方を理解し、自分に合った対策やケアを取り入れましょう。

くしゃみや鼻水、目の不快感などの症状が長く続く場合は、必要に応じて医療機関の受診も検討してください。


     松澤 宗範　先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/08/12 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Tue, 12 Aug 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.08.12</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/114main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】くしゃみはなぜ起こる？主な原因と対処法、受診の目安を解説</title>
			<description>&lt;p&gt;2025/08/12 健康 くしゃみ  &lt;p&gt;くしゃみが続くと、「風邪かもしれない」「花粉症かな？」と気になる方も多いのではないでしょうか。季節の変わり目や環境の変化など、くしゃみの原因はさまざまです。なかには、アレルギーや感染症が関係しているケースもあり、適切な対処を行うためには原因を見極めることが欠かせません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;本記事では、くしゃみが起こるメカニズムをはじめ、くしゃみの原因となる症状やセルフケアの方法、受診の目安について分かりやすく解説します。&lt;/p&gt;
 
もくじ[非表示]




1.くしゃみが出るメカニズム


2.くしゃみの主な原因

・風邪
・アレルギー性鼻炎
・寒暖差アレルギー
・モーニングアタック



3.くしゃみの対処法

・風邪の場合
・アレルギー性鼻炎の場合
・寒暖差アレルギーの場合
・モーニングアタックの場合



4.医療機関を受診する目安


5.止まらないくしゃみには要注意！早期受診で適切な対応を




 
1.くしゃみが出るメカニズム




くしゃみは、鼻の中に入った異物や刺激物を体外に排出しようとする、防御反応のひとつです。鼻腔に侵入したホコリや花粉、ウイルスなどの異物を鼻が感知すると、三叉神経を通じて脳の「くしゃみ中枢」に信号が送られます。すると、私たちは大きく息を吸い込み、のどや口を閉じて鼻腔内の圧力を高めたあと、強い勢いで空気を吐き出します。高速（100〜150km/h相当）な気流によって、異物を外へと押し出しているのです。

くしゃみは本来、体を守るための重要な機能ですが、頻繁に繰り返されたり、長期間続いたりする場合には、何らかの疾患や環境要因が関係している可能性もあります。


 
2.くしゃみの主な原因




くしゃみを引き起こす原因はさまざまですが、ここでは代表的な4つを紹介します。


風邪

風邪によるくしゃみは、ウイルスが鼻や喉の粘膜に感染して炎症を起こすことで生じます。くしゃみのほかに、鼻水、喉の痛み、発熱、咳などが伴うのが特徴です。通常、症状は数日から1週間程度で自然に治まります。



アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、花粉やハウスダスト、ダニなどのアレルゲンが鼻の粘膜を刺激し、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を引き起こします。

アレルゲンが原因となるため、季節によって症状が出る季節性アレルギー（スギ、ヒノキ、ブタクサなど）と、一年中症状が出る通年性アレルギー（ハウスダスト、ダニなど）に分けられます。アレルゲンにさらされた直後に、くしゃみが立て続けに連発するのが特徴です。また、目のかゆみや涙、肌荒れなど、鼻以外の症状が出ることもあります。



寒暖差アレルギー

医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれる寒暖差アレルギーは、温度や湿度の急激な変化によって鼻粘膜の血管が拡張し、くしゃみや鼻水を招く状態です。

アレルギーと名前がついていますが、花粉やハウスダストなどの免疫反応によるものではなく、自律神経の乱れが原因と考えられています。朝晩の寒暖差が激しい季節や、エアコンの効いた部屋から暑い屋外に出たときなど、室内外の温度差が大きい環境で症状が出やすくなります。



モーニングアタック

モーニングアタックとは、医学的な疾患名ではありませんが、朝起きた直後にくしゃみが止まらなくなる現象です。主にアレルギー性鼻炎や寒暖差アレルギーに関連しており、ホコリやダニ、乾燥など就寝中の室内環境や、起床時の体温変化が誘因となります。頻繁に起こる場合は、生活環境の見直しが必要です。



 
3.くしゃみの対処法




くしゃみの原因によって対処法は異なります。それぞれのタイプに応じた適切な対処法を知っておけば、不快感を軽減し、症状の悪化を防ぐことができます。


風邪の場合

風邪が原因のくしゃみは、安静にしてしっかりと休息を取ることが最も大切です。体を冷やさないよう室温を25℃くらいに保ち、加湿器を使ったりマスクを着用したりして、鼻やのどの乾燥を防ぎましょう。

また、水分補給も欠かせません。温かいお茶やスープでのどをうるおしながら、消化に良い食事を摂ることで、体力の回復を促しましょう。市販の風邪薬や鼻炎薬を使う場合は、用法・用量を守り、薬剤師に相談したうえで使用するのが安心です。



アレルギー性鼻炎の場合

アレルギー性鼻炎では、アレルゲンをできるだけ避けることが対処の基本です。

花粉が原因であれば、飛散の多い時期の外出を控えたり、外出時にはマスクやメガネを着用したりするのが効果的です。帰宅後は服についた花粉を払い、うがい、手洗い、洗顔を忘れずに行いましょう。

ハウスダストやダニが原因であれば、室内のこまめな清掃が最優先です。特に寝具は頻繁に洗濯し、布団乾燥機や防ダニカバーを活用するとよいでしょう。

症状が強い場合は、医療機関を受診し、抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬などの薬物療法を検討してみてください。根本的な治療として、アレルゲンを少しずつ体に慣らす「舌下免疫療法」も選択肢のひとつです。



寒暖差アレルギーの場合

寒暖差アレルギーは、急激な温度変化が原因であるため、室温を適切に保ち、温度差を少なくすることが重要です。外出時は温度差に備えて重ね着をし、マフラーやストールで首元を冷やさないようにしましょう。

鼻の粘膜を温めるために、蒸しタオルを鼻に当てたり、温かい飲み物で内側から体を温めたりするのも効果的です。



モーニングアタックの場合

モーニングアタックは、寝室の環境改善が不可欠です。アレルゲンとなるハウスダストやダニの対策として、寝室のこまめな掃除を徹底し、寝具は頻繁に洗濯しましょう。

起床時に症状が出やすい場合は、起き上がる前に布団の中で軽く体を動かしたり、水分を摂ったりすることで、鼻への刺激を和らげられます。就寝中に冷気やハウスダストの吸入を抑えるために、マスクを着用して寝るのも有効です。



 
4.医療機関を受診する目安


多くのくしゃみは一時的で、生活改善やセルフケアで緩和されます。しかし、以下のような症状がある場合は、医療機関の受診を検討しましょう。


くしゃみが2週間以上続く
市販薬で症状が改善しない
発熱や激しい咳、倦怠感などの全身症状がある
顔の痛みやしびれがある
症状が日常生活に支障をきたしている


くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が続く場合は、自己判断せず、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。

特にアレルギーが疑われる場合は、アレルギー科を併設している医療機関を選ぶと、より専門的な検査や治療を受けられます。受診時には、「症状がいつから出ているか」「どのようなタイミングで悪化するか」など具体的な経過や生活習慣を伝えると、スムーズな診断につながります。気になることは遠慮せずに医師に相談し、適切な治療を受けることが大切です。


 
5.止まらないくしゃみには要注意！早期受診で適切な対応を


くしゃみは一時的な不調のサインである場合もあれば、慢性的な疾患の一症状であることもあります。症状の特徴に応じた対処を心がけるとともに、改善が見られない場合や日常生活に支障をきたすようであれば、早めに専門医を受診することが重要です。適切なケアを受けることで、症状の緩和や根本的な改善につながります。


     浅川 貴介　先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/08/12 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Tue, 12 Aug 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.08.12</pubDateShort>
		</item>
		<item>
			<link>https://www.fujiyaku-direct.com/health_information/article/112main</link>
			<category>すこやかナビ</category>
			<title>【医師監修】腰痛に湿布は効果的？種類と使い分け、注意点まで徹底解説</title>
			<description>&lt;p&gt;2025/08/05 健康 腰痛 湿布  &lt;p&gt;慢性的な腰痛や急なぎっくり腰など、私たちの生活に身近な“腰の痛み”。その対処法として真っ先に思い浮かぶのが「湿布」ではないでしょうか。薬局でも気軽に手に入る湿布ですが、正しい種類選びや使用法を理解することが、より効果的な痛みの緩和につながります。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;本記事では、湿布の基礎知識から、種類ごとの特徴、注意点、さらに湿布以外の改善方法までを分かりやすく解説します。&lt;/p&gt;
 
もくじ[非表示]




1.湿布の効果


2.湿布の種類と使い分け

・温感湿布
・冷感湿布



3.湿布を使用する際の注意点

・皮膚への刺激に注意
・長時間貼り続けるのは避ける
・内服薬との飲み合わせに注意
・就寝時の使用には注意が必要



4.湿布以外の腰痛の改善方法

・物理療法
・装具療法
・理学療法（リハビリ）



5.湿布を正しく選んで、腰痛と上手に付き合おう




 
1.湿布の効果




湿布は、皮膚に貼ることで有効成分が患部に浸透し、炎症や痛みを抑える外用薬です。市販の湿布には、「非ステロイド性消炎鎮痛薬（NSAIDs）」と呼ばれる成分が含まれていることが多くあります。これは、痛みや炎症を引き起こす「プロスタグランジン」という物質の生成を抑える働きがあり、炎症反応を鎮めたり、痛みの伝達をブロックしたりすることで、痛みを軽減してくれます。

また、湿布には以下のように異なる剤形があります。


パップ剤（厚手タイプ）：水分を多く含み、肌に優しいのが特徴。
テープ剤（薄手タイプ）：粘着力が高くはがれにくいため、日中の活動時にも使いやすいのが特徴。



 
2.湿布の種類と使い分け


湿布には大きく分けて「温感湿布」と「冷感湿布」の2種類があります。それぞれに適したタイミングや症状があるため、使い分けが重要です。


温感湿布

温感湿布は、貼るとじんわりと温かさを感じる湿布です。トウガラシ由来のカプサイシンや、ノニル酸ワニリルアミドといった温感成分が配合されており、皮膚を刺激して血行を促進し、筋肉のこわばりを和らげる効果が期待されます。

温感湿布が向いているのは、以下のような症状です。


慢性的な腰痛
神経痛や関節痛
筋肉の疲労やこり、緊張


温感湿布は、ぎっくり腰など急性期の強い炎症時には温める効果によりかえって血流がよくなってしまい、腫れや痛みを助長する原因となるので注意が必要です。



冷感湿布

冷感湿布は、貼るとスーッとした清涼感が得られる湿布です。メントールやハッカ油といった冷感成分により、皮膚の感覚神経を麻痺させ、痛みを一時的に緩和します。また、冷感湿布には炎症や腫れを抑える効果も期待できます。

冷感湿布が向いているのは、以下のような症状です。


急性の腰痛（ぎっくり腰など）
打撲や捻挫
ズキズキとした拍動性の痛み
熱をもった腫れ


炎症や腫れが落ち着いた後も冷感湿布を貼り続けると、皮膚が荒れてしまったりする可能性があるため、症状が落ち着いたら運動療法などのケアに切り替えるようにしましょう。



 
3.湿布を使用する際の注意点




湿布は市販でも手軽に手に入りますが、誤った使い方をすると思わぬトラブルを引き起こすことがあります。安全に使用するために、以下の点に注意しましょう。


皮膚への刺激に注意

湿布に含まれる成分によっては、肌に刺激を感じたり、かぶれてしまったりすることもあります。特に肌が弱い方や、アレルギー体質の方は注意が必要です。かゆみ、赤み、発疹、水ぶくれなどの症状が出た場合は、すぐに使用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。

初めて使う湿布の場合は、腕の内側など目立たない場所に小さく貼って、肌に異常が出ないか試す「パッチテスト」を行うのがおすすめです。また、傷口や湿疹がある場所、粘膜、目の周りへの使用は避けましょう。



長時間貼り続けるのは避ける

湿布は決められた用法・用量を守って使うことが大切です。長時間貼り続けたり、頻繁に貼り替えたりすると、皮膚への負担が大きくなり、かぶれなどの肌トラブルの原因になることがあります。製品に記載されている使用回数や貼る時間を必ず守りましょう。



内服薬との飲み合わせに注意

湿布に含まれるNSAIDsなどの成分は、痛み止めとして内服薬にも使われていることがあります。他の痛み止めや風邪薬などと一緒に使うと、成分が重なってしまい、知らないうちに過剰摂取になる可能性も。

特に、喘息などの持病がある方、妊娠中・授乳中の方、小さなお子さんが使用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談してから使いましょう。



就寝時の使用には注意が必要

寝ている間は無意識に動くため、湿布がずれて効果が半減する可能性があります。

就寝前に貼る場合は、はがれにくいプラスター剤を選ぶか、衣類やテープなどで補強するなどの工夫をしましょう。もし皮膚に異常を感じた場合は、すぐに使用を中止してください。



 
4.湿布以外の腰痛の改善方法




湿布はあくまで痛みを和らげるための一時的な対処法であり、腰痛の根本改善には、医療機関での適切な治療が重要になります。ここでは、代表的な治療法を紹介します。


物理療法

物理療法は、電気や熱、光などの物理的なエネルギーを用いて、痛みや炎症を和らげ、身体の機能を改善する治療法です。

・温熱療法

ホットパックや超音波、低周波などを用いて患部を温めます。温めることで血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎ、痛みを軽減する効果が期待できます。主に慢性的な腰痛や、筋肉のコリからくる痛みに有効です。

・電気療法

低周波や中周波で神経を刺激し、痛みの伝達を妨げたり、筋肉をほぐしたりします。神経痛や慢性的な痛みに用いられます。

・けん引療法

腰椎を専用の機器でゆっくりと引っ張ることで、椎間板への圧力を軽減したり、神経の圧迫を和らげたりする治療法です。椎間板ヘルニアなどによる神経症状がある場合に適用されます。



装具療法

装具療法は、コルセットなどの装具を用いて、腰を安定させたり、正しい姿勢をサポートしたりする治療法です。ぎっくり腰などの急性期の痛みを和らげるために使用されますが、長期間の使用は腰回りの筋力低下を招く可能性もあるため、必要な期間のみ使用するのが望ましいとされています。



理学療法（リハビリ）

理学療法は、運動療法や手技療法を通じて体の機能を回復させ、痛みの軽減を目指す治療法です。腰痛の根本的な原因にアプローチできるため、特に慢性化した腰痛や、何度も繰り返すタイプの腰痛に効果が期待できます。

・運動療法

腹筋や背筋、股関節まわりの筋肉を強化し、腰を支える体幹を安定させます。また、筋膜リリースやマッサージなども関節の可動域を広げたり、筋肉のこわばりを緩和したりするのに効果的です。

・姿勢指導

座り方や立ち方、荷物の持ち方など、日常生活で腰を痛めにくい動作を学びます。



 
5.湿布を正しく選んで、腰痛と上手に付き合おう


腰痛は多くの人が悩まされる身近な不調のひとつですが、症状に合ったケアを行えば症状の軽減につながります。特に湿布は手軽にできるセルフケアとして有効で、症状に合わせて使い分ければより高い効果が期待できます。

一方で、腰痛の原因が筋力低下や姿勢の悪さ、骨の異常などの場合、湿布だけでは十分な改善は難しいケースも。気になる痛みが続く場合は、整形外科や専門医に相談し、理学療法や装具療法なども検討してみましょう。


     眞鍋 憲正　先生 &lt;/p&gt;&lt;p align="right" style="color:gray"&gt;掲載日時:2025/08/05 00:00&lt;/p&gt;</description>
			<pubDate>Tue, 05 Aug 2025 00:00:00 +0900</pubDate>
			<pubDateShort>2025.08.05</pubDateShort>
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